ゼロックス 川崎フロンターレvsセレッソ大阪

2018-02-10

今シーズンのJリーグを期待させてくれる

好ゲームでしたね。

この時期にコンディションをここまで上げる作業は

いくらプロといえどもかなり大変だったと思います。

この両クラブのこれから開幕するJリーグもそうですが、

ACLにかける意気込みを感じました。

 

さて、私が考えるこのゲームのポイントは、

両サイドバックです。

前半から再三、セレッソが左サイドを起点に

何度もよい形をつくっていました。

この時のサイドバックのかかわり方がよかったですね。

時には中盤の選手を追い越したり、

一度追い越そうとして動き直しをして

後ろに回り込んでサポートをしたりと。

相手にとってかなり捕まえにくい

ポジションをとっていましたね。

このような動きに対してフロンターレは、

サイドのカバーリングをせざるを得ない状況になり、

中央のスペースをセレッソの柿谷や杉本に

うまく使われていましたね。

 

そしてサイドバックの守備について。

セレッソの両サイドバックのポジショニングが

すばらしかったですね。

相手のサイドの選手にボールが入った時の寄せる距離、

インターセプトを狙えるポジショニングと予測力。

さらに、相手のサイドの選手をケアしながらも

狭いスペースを通すスルーパスの得意なフロンターレを相手に、

味方のCBとサイドバックの間を通されるような

スルーパもほぼ通されていませんでした。

 

今日のこのゲームは両サイドのこのような攻防を

見るだけでも十分に楽しめましたね!

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