このゲームのボール保持率

３３％  vs ６７％

ユベントス vs ナポリ

結果、１ vs ０でユベントスの勝利。

ゲームを見ているとここまで

ボール保持率に差があったようには

見えませんでした。

ユベントスの守備ブロックの外側を

回している時間はかなり

長かったように思います。

時々、無理をして中央にパスを

入れるのですが・・・

パスが中央に入った瞬間、

ユベントスの守備のギアが

一気にトップに入り、さらに良い状態で

奪った時のカウンター攻撃のスピードは

爆発的でしたね！

イグアインが得点した時も

そのような形でした。

対ナポリ戦での戦い方でもあると

思いますが、極端と言っていいほどに

ユベントスは中央をケアしていました。

ナポリは再三サイドで起点をつくり、

何度かクロスを上げるチャンスが

ありましたが、ことごとく

跳ね返されていました。

「ある程度サイドからのクロスはOK」

というようなユベントスの守備でした。

これは、「ナポリの攻撃陣の高さがない」

ということも計算しているでしょう。

テレビの画面上で見ていると、

ユベントスのシステムの４−４−２が

守備時に、ひとつの生き物のように

統一されて綺麗に動いている様子が

わかりました。

それは、一瞬足りとも止まることなく

ボールの移動に合わせて、

ボールに寄せる人、カバーリングをする人、

その動きに連動して、

全体が横にスライドする。

最終ラインを押し上げる。

誰一人として遅れることなく、

また、早すぎることもなく、

ピッチ上の１１人が見事に

連動していました。

このゲーム、思わずビデオを

巻き戻しながら何度も見てしまい、

見終わるまでに２ゲーム分くらいの

時間がかかりました！！