フランスvsアルゼンチン
2018-07-01
いよいよベスト16になりました。
ここからは一発勝負。
グループリーグからまたひとつギアが上がった
感じがしましたね!
このゲーム、メッシとエムバぺというエース対決
という見方もありました。
フランスはメッシにカンテ、マテュイディが主に
対応していました。
ただしほかの選手、グリーズマンなども前線から
メッシがボールを持っていたらボールを奪いに
行こうとす場面が何度もありました。
「チーム全員がメッシをマークする」
ような感じでした。
また、メッシのボールの受け方がほとんど足元なので
マークにつきやすいということもあり、
仮にメッシがボールを保持したとしても
前を向かせてもらえませんでした。
それに対し、
エムバぺはほとんどの場面でボールを前向きに
保持することができました。
フランスの戦い方が「相手を自陣に引き込んで」
ということも理由のひとつです。
ただ、自身の2点目のように、
彼は前のスペースの見つけ方、走り込み方の
うまい選手でもあります。
たとえば、フランスの選手が前向き(よい状態)で
ボールを持った時に、エムバぺはすかさず前の
スペースを見つけて走り出します。
スピードのあるエムバぺをマークする相手選手は
エムバぺが走り込みたいであろうスペースを
あらかじめ予測して消す作業をする必要があります。
なにしろ「よ~いドン」ではエムバぺにかなわない
ですからね(笑)
その相手選手の動きを見て今度はエムバぺが
ピタッと止まるとどうなるでしょう?
足元で、しかも前向きの状態でパスを受けられますよね。
エムバぺはただ早いだけではなく、
このように相手との駆け引きもじつに巧ですね!