ゼロックスカップ 川崎フロンターレvs浦和レッズ
2019-02-17
川崎の完成度が高かったですね。
昨シーズンに引き続き攻撃力、そして守備力も
一段とレベルが上がったように思います。
とくに、
攻撃から守備に入ったときの切り替えのはやさは
昨年以上ではないでしょうか。
相手ボールホルダーに対して
どこのポジションでもほぼ相手に自由を与えることなく
1人目、2人目そして気づいたら
3人、4人に囲まれていた。
浦和の選手はそう感じたと思います。
この守備の時の的確な距離感によって形成される
「正確な網」は、そのまま
攻撃にも生かされています。
攻撃時においても
川崎の選手間の距離感の良さは抜群で、
様々な網の形を自在に変えていきます。
現時点の完成度を見ると
今シーズンも川崎を軸に優勝争いが繰り広げられそうですね。
対する浦和の前半は、
なんとなくブロックを作ってはいるものの
どこでスイッチを入れて奪いに行くのかが
あまり明確ではありませんでした。
しかし後半、
阿部が投入されてから
ワンブロック高い位置での守備になりました。
何度か浦和らしいパスワークも見られました。
浦和のポテンシャルからすると
もっている力をまだまだ発揮できていないように思います。
リーグ戦での開幕スタートダッシュに向けて
浦和がここからどのようにして
チームの完成度をあげていくのか
楽しみですね。