ベルギー代表vs日本代表
2017-11-15
最後はルカクでしたねー!
数日前のブラジル戦ほど
圧倒された感はありませんでしたが
やはりこのゲームも個の部分を
切り取ってみると差を感じました。
今回のポイントは、
「スペースをつくる、使う」です。
ベルギーのメルテンスが良い手本に
なるのではないでしょうか。
所属先のナポリでも得点を量産している
選手です。
このゲームでも前半から何度も
日本ゴール前でのナナメに走り込む動きで
チャンスをつくっていました。
もっともゴールに近づいたのは
後半のデブルイネからの
スルーパスを受けたシーンでした。
このシーンのポイントは
相手ゴール前のもっともスペースがない
はずのゾーンにもかかわらず、
メルテンスは誰よりも早く
わずかなスペースを
見つけられたという点です。
この一連のプレーでは
メルテンスの能力はもちろん、
そのスペースをつくったルカクの
動きが大事なポイントです。
ルカクは体も大きく、
中央にいつもドーンと構えて
待っているように思いますが、
ボールを受ける前に何度も
動き直しをしています。
その象徴的なシーンが
ルカクが得意したときでした。
日本守備陣が一瞬、
ドリブラーに注意がいったときを
逃さず、遠いサイドに逃げる動きで
完全にフリーになりました。
このように、ルカクのスペースを
つくる動き、そのスペースをうまく使う
メルテンスの動き。
そして何よりもその一連の流れを
見逃さずにタイミングよくそこに
スルーパスを出せるデブライネの
能力の高さを感じました!
このゲームでは浅野を起点に
何度も良いシーンがありました。
日本代表のポジション争いも
熾烈になってきましたね!