川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌
2019-10-26
最後のホイッスルが鳴るまで
どちらが勝つのかわからない
見ごたえのある、中身の濃いゲームでしたね。
まずは、川崎のタイトル獲得おめでとうございます。
初、というのは意外な感じがしましたが・・・
さて、このゲームの見どころはいくつもありましたが
私は、家長のプレーにくぎ付けになりました。
キープ力。
ボールの置き所。
姿勢の良さ。
キックの正確性。
どれをとっても
Jリーグのトップクラスです。
また、ベテランながら
延長戦においても守備面でも貢献していました。
少し、視点を変えて・・・
このレベルで現在のヨーロッパで活躍することは可能か?
そんなことを考えてしまいました。
もちろんマーケットは、
いつの時代もより若い選手。
ということは十分承知の上です。
ご存知の通り、
家長はヨーロッパでのプレー経験もあります。
もしかしたら本人も
今の状態(経験)をもってあの時代に帰れたら・・・
なんて考えているかもしれません。
なぜこんなことを思いついたのかというと、
これから若者が世界で活躍しようとしたときに、
家長ほどの技術があっても
難しいのかも?
と考えたときに
では、
さらにどんな力を身に着ける必要があるのか?
これは私自身の
指導者として大きなテーマでもあります。
このゲームで家長を見ながら、
考えていました。
もちろんすぐに答えが見つかるはずもありません。
いや、
ずっとこの先、
「世界で通用する選手とは」
このテーマは指導者をやっている以上、
永遠のテーマなのかもしれません。
私なりの最適解を探しなら、
これからもずっと修行だと気づかされた、
本日の好ゲームでした。