日本代表vsパラグアイ代表
2019-09-06
全体的に個々のコンディションの良さを感じたゲームでした。
やはり代表戦のむつかしさは集まる時間が限られるということです。
その限られた時間の中で、
特に前半はすばらしい連携を何度も見せてくれました。
多くの選手が海外でもまれてより成長している姿は頼もしい限りです。
さて、
このゲームで特に注目した選手は大迫です。
といっても、
あえて攻撃面ではなく
このゲームで見せた守備力です。
相手のボールを奪う技術の高さは
まるで経験豊富なCBです!
これまでの代表では
岡崎の守備能力が非常に高いことは何度か取り上げました。
岡崎の場合は、
コースを限定しながら
寄せていくことで
次の選手がよりボールを奪いやすくする。
追い込みの達人でした。
これに対し、
大迫はボールホルダーに体を寄せながら
相手の股の間からボールを奪い取る
一流のCBかのようなボール奪取ができます。
これはかなり高度です!
相手の股から足を入れようとする瞬間、
久保のように相手をよく見ている選手は
スルッと反転して
一瞬で入れ替わって置き去りにされてしまうケースが多々あります。
なので、
相手の股下に足を入れるタイミングが肝になります。
このタイミングと、
相手との距離感を大迫は完全にものにしています。
大迫の存在はますます大きくなってきた感じですね。
得点も見事でした!