トットナムvsチェルシー
2018-11-27
今回のロンドンダービーはトットナムの完勝でした。
前線からの積極的な守備が完全にはまっていました。
とは言え・・
このレベルの選手たちは、いちどボールを持ったら
そう簡単に奪われるような選手たちではありません。
トットナムの戦術が見事にはまったと同時に、
トットナムの個々の守備での対人技術が
かなり高ということを抜きに
このような結果にはなりません。
たとえば、右足のフリーキックでは間違いなく
ワールドクラスのエリクセン。
攻撃的なイメージが大変強い選手ですが・・・
サイドハーフでの守備、ポジショニングも
かなりハイレベルです。
プレミアリーグの中では決して体格に恵まれている
わけではないエリクセンの対人を見ていると、
元々、どっちの選手がボールを持っていたの?
という状況をこのゲームでも何度も見ました。
彼はボールを奪う際に体と体を激しくぶつけて
真っ向から勝負ではなく、
相手とボールの間に体を入れる技術が高く、
その過程のなかで何度も駆け引きをしています。
そしていつの間にかエリクセンの足元に
ボールがあります。
今回のダービーでは、
このようにあらゆる局面での1対1の勝利が
そのまま結果に結び付いたのではないかと思います。