バイエルンvsドルトムント

2018-04-06

ワールドカップの対戦対手であるポーランドの

中心選手であるレバンドフスキとコロンビアの

ハメス・ロドリゲス。

両選手ともに、現在絶好調。

このゲームでもその実力をいかんなく発揮。

さて、このゲーム。

バイエルンがドルトムントを終始圧倒して終了しました。

ボールの動かしたかとか守備における対人の強さ

であるなどバイエルンの強さを挙げればきりがありません。

ただ、その強さの源は全員が基本的な約束事の

ようなものを90分間どんな状況であれ

最後までやり通せる意志こそがバイエルンの

強さではないかと思いました。

たとえば、攻撃時。

カウンターに入った時にドリブルする選手を

次から次へと追い越していく選手がいます。

これは、ドリブルを始めてから、よしっ!攻撃が始まった。

というような反応ではとてもこのような形にはなりません。

ボールを奪いそうになったところで

すでに動き出しています。

対するドルトムントはカウンターでドリブルを

始めた選手がしばらく先頭を走ります。

この選手を追い越していく選手はしばらく現れません。

そしてドリブルしている選手が周りの味方を

探しているうちにバイエルンの守備のほうが

戻りが早く結局バックパス。

こんな場面が何度もありました。

 

また、全体のコンパクト感も断然バイエルンのほうが

ありました。

よくサッカーで「戻りオフサイド」という表現をしますが、

バイエルンのDFラインの押し上げスピードに

ついていくことができず、ドルトムントの攻撃陣は

何度も戻りオフサイドにかかっていました。

それに対し、ロッペン、リベリー、レバンドフスキは

このゲームで戻りオフサイドはほぼなかったように

思います。

あれだけ相手の背後に走りこみながらも

守備になったら危ないスペースや選手をマークしに

素早く切り替えて相手よりも早く戻っている

ということです。

 

このように言葉を並べるとすごく基本的なことを

いっているだけのようですがそれを徹底して

やり続けられることがバイエルンの強さであるとも

いえます。

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