ベルギーvsイングランド

2018-07-15

両者ともに今大会最後のゲームとなりました。

体力的にはかなり厳しい状態の中で

最後の笛が鳴るまで非常に質の高いプレーを

見せてくれましたね。

 

さて、このゲームでフォーカスする選手は、

デブライネ(ベルギー)です。

すべてのプレーにおいて質の高い選手ですが、

とくにラストパスに関しては実績通り、

とびぬけた技術を持っていますね。

 

このゲームでは前後半にひとつづつ、

ルカクに決定的ともいえるラストパスを

配給しました。

もちろん、ルカクの受け方もハイレベルでした。

 

そして後半、

このゲームを決定付けるアザールへのラストパス。

このプレーを分析してみます。

まずはデブライネが前向きでドリブルを

始めました。

注目したいのはドリブルのコース取り。

最短コースでゴールに向かいたいところですが、

ボールを持っていない相手のほうが単純に速いので、

ドリブルをしながら相手の走るコースを

ふさぐ作業も必要です。

そして、同時に相手の最終ラインと駆け引きを

しているアザールの動きも見ながら

ドリブルをしています。

最後のパスは、相手ディフェンスと入れ替わって

パスの受け手が前に出られるようなパスを配給します。

この時のパススピード、パスコースが的確で

非常に丁寧ですね。

さらにデブライネは相手ディフェンスが

ズルズルと下がると、ブラジル戦で見せたような

正確なミドルシュートを打つこともできます。

相手にとっては非常に厄介な選手ですね!

 

今大会、残るはファイナルですね。

楽しみです!

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