日本代表vsブラジル代表

2017-11-11

ブラジル代表、強かったですね!

ブラジルのスタメン全員がヨーロッパで

プレーしているということもあり

みんなコンディションも良かったですね。

選手個々のボールを扱う技術も

非常に高かったですね。

 

そこで、あえてこのゲームのポイントを

「動きの質」にしました。

 

ブラジルが最終ラインからうまく

ビルドアップをしていくシーンが

このゲームでも何度もありました。

このときに選手個々の動きを見ていると

パスを受ける瞬間に、

・一瞬、マークの逆をとって

フリーになる場合

・あえて自分のマークを引き連れて、

味方にスペースを空けてあげる動きを

する場合

大きく分けるとこの2パターンが

あります。

どちらのプレーを選択するのかは、

・ボールホルダーがどの位置にいて、

・どんなボールの持ち方をしているのか、

・そして自分が今どこにいるのかという

ことを把握しておく必要があります。

 

さらに、ピッチ上の全体像も

わかっていないといけません。

ボールホルダーと自分

という視点だけではなく、

味方の位置と敵の位置も把握する

必要があります。

これらの状況がわかった上で、

・自分がパスを受けにいく

・味方にスペースを空けてあげる

という判断をします。

 

では、何を基準に選手はこれらの

判断をしているのか?

ブラジルを見ていると

『ボールを動かすルート(道筋)』

が選手全員で共有されている

ように見えました。

 

もちろん相手がいることなので、

刻々と変わる状況の中で、

『ルート変更』はつねに

行われています。

 

この『ルート変更』には速さが

求められます。

速さとは、たんに変更する速さと

もうひとつは、チーム全体で

共有する速さです。

ブラジル代表を見ていると、

この変更する速さが尋常ではないなと

感じました。

どこで感じたかをひとつ

挙げるとするならば

『選手全員の動きなおしの

速さと回数』です。

 

次のベールギー戦でも、

このような視点で観戦してみると

面白いかもしれません!

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