ペルセポリスvs鹿島アントラーズ

2018-11-11

鹿島アントラーズが見事、アジア初制覇。

クラブ史上20冠目という記念すべきタイミングで

このビッグタイトル獲得は素晴らしいですね!

 

決勝戦の2ゲームを見ていると、

これまで何度もこの大会を制してきた常連のような

ゲーム運びに見えました。

本当に落ち着いていましたね。

とくに勝負のかかったセカンドレグでは

アウェーというむつかしい環境下で

ホームゲームかのようなどっしりと腰を据えた

戦いには驚きました。

 

ゲームの内容を見ると、

これまでと特に変わった戦い方をするわけではなく・・・

むしろ基本にかえり徹底的に個人がやるべきことを

淡々と遂行していたように見えました。

 

たとえば、前線の選手が相手にワンツーでうまく

交わされそうになったとき、

後ろの選手に「あとはまかせた」ということが

時々起こります。

このゲームでは、

鹿島の選手全員がどこでワンツーをされようと

必ず責任をもってついて行っていました。

なので時々、前線の選手が相手のワンツーについてった

流れで最終ラインに戻ることもありました。

 

ファーストレグまでの流れから行くと、

このゲームは無失点で終えることを最優先に

あわよくばカウンターで1点。

というようなゲームプランを立てます。

言葉でいうと簡単なように思いますが、

相手も地の利を生かし、必死に得点を狙いに来ます。

またここで「あまり受け身になり過ぎないように」

ということも当然、鹿島の選手も意識しています。

これらのバランスをとることが非常にむつかしいことは

言うまでもありません。

 

このような状況下で鹿島の選手一人ひとりから

感じたのは、

「自分のマークする相手には絶対に仕事をさせない」

という強い責任感のようものでした。

 

その結果、決勝戦2試合合計で無失点。

アジアの頂点の戦いでこの結果は見事でした。

 

 

 

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