コーチアシストとは

お父さんコーチやお母さんコーチ、保護者のみなさんの なかには、

サッカーをやったこともないし、指導経験も ほとんどない。

けれど子供たちには「頑張れ!」という

ひと言でも声をかけて あげたいですよね。

でももっとほかによい声かけはないのかなー?

コーチはだれもがこのような思いをもっています。

「なんとか目の前の子供たちをうまくしてあげたい!」

いつ、どのような言葉をかけてあげたら よいのでしょうか?

ついつい「もっとドリブルしなさい!」とか、

「なんでパスばかりして、シュートを打たないの!」

なんていつも同じような声をかけていませんか?

もちろんドリブルもシュートもサッカーには 必要な技術です。

ですがサッカーには他にもたくさんの 大切な技術があります。

プロのサッカーの試合は90分ですが、ひとりの選手が

ひと試合のなかでボールを触る時間をご存知ですか?

答えは、3~5分といわれています。

では、それ以外の時間、選手は何をしているのでしょうか?

選手はボールをもっていない時間もずっと戦況を見ながら

ポジションを変え続けています。

この時にいつも よいポジションを探せる選手を

「ポジショニングのよい選手」 といいます。

サッカーでは、on the ball(ボールを持っている時)と

off the ball(ボールを持っていない時)があります。

どの選手も両方の技術を上げることが必要不可欠です。

ドリブルが得意な選手もポジショニングが悪いと

ボールに触ることができず、結果的に自分の得意なプレーを

出すことができません。

on the ball だけではなく、「シュートを決める前の

ポジショニングがよかったね!」というように

off the ballでも子供たちに声かけができるようになると

子供たちのサッカーに対する楽しみやプレーの幅も 広がります。

アカデミーの現場でおこなうコーチング。 日本代表や

海外の試合の観戦記など、独自の視点で分析をして

ブログで発信していきます。

このような活動がみなさんの大切な選手、子供たちに

コーチングをするときのよいアシストになればと願っています。

 

COACH ASSIST代表 吉田康弘

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