ドルトムント vs シャルケ
2017-11-28
伝統あるルールダービーの結果は、
激闘の末、4−4の引き分けでした。
前半はドルトムントがゲームを支配し、
25分までになんと4得点。
シャルケのシステムの隙をうまくつき、
何度もチャンスを演出しました。
このゲームで『隙』となったのは、
ボランチの両脇のスペースでした。
ただ、このスペース、
最初からできていたわけではありません。
ワントップにいるオーバメヤンが
再三にわたってディフェンスラインの
背後をとるアクションを
起こしていたからこそです。
次第にシャルケの最終ラインが
下がり始めました。
その動きによりできたスペースを
ドルトムントがうまく使いました。
後半は全く逆の展開になりました。
シャルケのブルグスタラーの
先制点からもわかるように、
シンプルにディフェンスから
長いボールを入れてからの得点でした。
伝統のルールダービーは、
どちらのクラブもかんたんには
勝たせてくれませんね。
あと、テデスコ采配は見事でしたね!
4点差がついたとはいえ
前半のうちに交代カードを
全て使い切りました。
思い切った采配でしたね。
勝負師な感じがしました!
ふと、後半のシャルケベンチを見ると
ウォーミングアップをする選手が
ゼロですから、サブメンバーも
すでに交代した選手も全員がベンチ
にいる状況です。
なかなかないですが・・・
このベンチにいる全員の一体感が
『同点劇』をアシストしたのでしょうね。